DATE: 2018.07.10
千葉県いすみ市にあるマクロビオティックコミュニティ『ブラウンズフィールド』1999年に東京からいすみに移住したマクロビ料理家の中島デコさんと写真家エバレット・ブラウンさんが立ち上げたコミュニティです。
当時の様子を振り返り、デコさんは今のような場所を作ろうと思って始めたわけではないと話してくれました。
東京で5人のお子さんを育てることに不自由さを感じていたデコさんは、思い切っていすみ市への移住を決意。都会暮らしとのギャップを感じながらも、訪ねてくれる仲間と自由で豊かな暮らしを模索し実践して来ました。
そんなデコさんから話を聞くと、
空き地にひょんな事から火が燃え移って田んぼが出現、田んぼを始める。とか、
客が勝手に見に来てでお腹をすかせてウロウロしてるから、カフェを開業。とか、
来客者が宿泊施設を求めるので民泊を開始する。とか。笑
どうやらデコさんは旗を掲げて作るコミュニティではなく、そこに集まる人の笑顔を集める事でコミュニティを作って来たようです。だから今でも「ブラウンズフィールドはたまたま出来たんです。笑」と話してくれる。
村づくりやコミュニティ作りの本質って意外とそんな事だったりするんですよね。
「いくらお金持ちになっても、いくら有名になっても、嘘のない、いたわり合う優しい人間関係はお金では買えません。 私は住んでいる地域でそんな人とのつながりがあることが、いちばんの幸せだと思うんです。私はこれからも、そこを大事にしていきたいんです。」
Brown’s Field : http://brownsfield-jp.com/
中島 デコ : https://www.facebook.com/deco.nakajima
次世代型コミュニティ大学コラム :『中島デコとマクロビオティックな暮らし』
Previous | Next |