いるかビレッジ
愛知県豊橋市
1961年8月12日愛知県豊橋市生れ 笑いヨガティーチャー/一般社団法人いるかビレッジ代表理事
農家の長男として生まれたが、従来の農業に限界を感じ、新しいシステムを模索する旅に出る。その間、多くの人たちと触れ合い帰国後に国連「持続可能な教育のための10年」の教育カリキュラム EDE(エコビレッジ・デザイン・エデュケーション)に参加。社会問題の多様化に気付く。
複雑な社会問題の解決には、持続可能なシステムが必要不可欠であると確信し、さまざまな分野における持続可能なシステムの構築を行う目的で、「30年後の未来はどうなっているのか。それを実験できる場をつくろう」と「いるかビレッジ」を創設し、子どもを中心とした持続可能な地域社会の実現のためのシステムづくりとその指導を行っている。
いるかビレッジのキーコンセプトは様々な「ひと」や「もの」や「しくみ」を混ぜ合わせて、新しい感動を創造する地域の実験場。コミュニティの力で社会問題の予防や解消を目指す。実験場であり実感場。
小旅行のように非日常を体験できる、愛知県豊橋市の街中エコビレッジ「いるかビレッジ」。赤ちゃんからお年寄りまで、いろんな人が混じり合う、ゆとりの空間に、みながイキイキと活躍する多彩な事業や活動を通して、新しい「場」が生まれてきている。
まずエリアの入口である「いるカフェ」。
パーマカルチャーの手法を用いたガーデンやキッズスペースで遊ぶ子どもを見守りながら、お母さんはカフェで食事か楽しめる。ウサギが住む奥の平屋には陶芸教室を併設した「ちゃいるーかの森親子園」があり多世代多文化の育みあう場が展開している。
いるかビレッジは、開かれたエコビレッジを目指し、時代の流れを読み、誰もが主役になれるプラットフォームとして、ビジネスとエコビレッジの融合を実験している。全国からもこの考え方を適用したいという見学・依頼が増えている。
昔は夢物語と思われていた、オアシスでありビジネス的にも成立するという事業モデルが現実の世界に投影され始めていることが実感できる。